グーグルブック検索は、出版社から書籍内容を提供してもらい、スキャンしてデータ化することで、グーグルブック検索での検索を可能とするのです。スキャンなどの作業はグーグルで行なうため、出版社側では書籍の郵送やコードの登録といった手間だけで利用できる。グーグルブック検索で登録対象とするのはISBNコードを持つ書籍で、雑誌は対象外。グーグルブック検索結果のページには、出版社のホームページやオンライン書店などへのリンクが貼られるため、書籍の売上につながるプロモとして活用できると説明している。さらにグーグルブック検索での検索結果のページには広告が表示され、この広告による収入も出版社に対して支払われるのです。グーグルブック検索は売り上げが低迷している出版物へのまさに救世主なのです!!
またグーグルブック検索で表示される内容はCD同様、印刷、保存、コピーができないようになっています。グーグルブック検索で検索したそれぞれの書籍には1カ月間で全体の何%までが見ることが可能なのかが設定されており、設定以上の閲覧はできないようになっています。全体の何%までを閲覧可能とするかは、出版社側で設定できる。グーグルブック検索で見れるのは平均で80%と言われています。
アメリカのグーグルブック検索では、ハーバード大学などの図書館と協力し、数多い図書館所蔵の書籍をスキャンして検索可能とする計画も進めている。図書館からスキャンした書籍については、キーワードにマッチした前後数行だけが表示されるなど、著作権の引用表示の範囲にとどめているとしているが、出版業界団体などからは書籍を無断でスキャンすることに対して反発の声があり、訴訟も起こされている。
現時点での日本版グーグルブック検索は、出版社が登録した書籍のみを検索対象とし、図書館などとの協力予定はないとしている。